ささら板壁の吸放湿性能
ささら板壁の吸放湿性能
スギは吸放湿性に優れていることは知られています。真夏の昼過ぎにスギ板壁の温度と室温とを測定し比較してみますと、壁の温度の方が室温より1℃から2℃ほど低いことがあります。湿度が高くなる夜に水分を吸収して、湿度が低くなった昼に水分を放出するからです。スギから水分が蒸発するときに気化熱を奪います。それによって、冷却効果がうまれスギ板は冷やされます。
厚さ4センチのスギ板の吸放湿性能は次のようになります。
試験方法はJIS A1412-1の定めによる
※図をクリックすると大きくなります
この条件の試験によれば、厚さ4センチのスギ板は12時間で35gの水分を吸収し、同温度で湿度を15%下げると12時間で15gの湿度を蒸発させることになります。これは石膏ボードの3倍ほどになります。本当は、温度30℃、湿度75%ほどで調べようとしたのですが、他と比較できないのでJISの条件で試験をしました。