ささら板壁の耐震性能

ささら板壁の耐震性能

なぜ、ささら板壁は地震に強いのか

電車に乗っているときのことを想い浮かべればよくわかります。 立っていてブレーキがかかってもコケないようにするには身体の力をぬいて揺れにしなやかに対応することです。

ささら板壁は壁面一面に横揺れの圧力を分散させて、スギ板に圧力を吸収させてしまう方式をとっています。地震の多い日本で考案され千年以上の歳月をかけて磨き抜かれてきた技法です。家全体を柔構造にして揺れを吸収して損傷をできるだけ少なくする構法です。

 耐震試験(かべ面せん断性能試験)をしてみますと板幅15センチの板が1センチ縮んでも、しばらくすると復元してきます。長方形の試験体が菱形に変形しても、圧力を開放すれば復元します。耐震性もしっかりと保持されています。

ささら板壁の耐震性能

柱にヒビのはいるほど変形しても耐震性は確保されている


ささら板壁耐震大臣認定


ささら板壁は3通りの仕様で大臣認定を取得しています

○ ダボ・シャチ補強タイプ 認定番号 国住指第2530

  壁倍率2.9倍

 120mm角の柱を凹状に溝加工してささら板を落とし込み、直径15mm、長さ150mmのダボ10本と30mm×40mm長さ120mmのシャチで補強します。金物は一切使いません。仕口は長ほぞに加工します

ささら板壁耐震大臣認定

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○  片面枠補強タイプ    認定番号 国住指第2531

  壁倍率3.5倍

120mm角の柱を凹状に溝加工してささら板を落とし込み、片面(外部面)に補強枠材(ヒノキ40mm×40mm)を取り付け、耐震性を向上させたタイプです。ダボ、シャチの代わりに直径4.2mm長さ75mmのステンレスコースレッドビス60本で土台、柱、桁と接合します。仕口は長ほぞに加工します


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○        両面補強枠タイプ    認定番号 国住指第2532

    壁倍率4.4倍

○   105mm角の柱の片面に枠材(ヒノキ40mm×32mm)を取り付け、ささら板をはめ込み、枠材を取り付けて、ささら板を挟み込みます。このタイプは、構造材をプレカットする構法に対応したもので、落とし込みタイプのように建て方に日数が掛かりません。枠材の取り付けに直径4.2mm長さ75mmのステンレスコースレッドビス60本と直径5.0mm長さ100mmのステンレスコースレッドビス60本を使います。

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